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これまでで一番泣いた夢の話。

私は ときどき 夢の中で

泣くことがあります。

 

うれしすぎて かなしすぎて

なみだをながすのですが

 

夢から目が覚めた後も

泣いていることがあります。

 

今日は その時にみた 1つの夢を

つづってみようと思います。

 

とても せつない夢ですが

もしよければ 読んでみてください^^

 

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こんな夢を見ました。

 

家族みんなで 旅行にいきました。

主人も娘も 父も母も 姉家族たちも

みんな いっしょに。

 

私たちは ある岩場の山の中で

がけくずれに あいました。

 

私たちは 奇跡的に たすかりました。

 

体には 傷も 残りました。

 

 

みんな 無事だったけど

父と母だけ いませんでした。

 

 

父と母が なぜいないのか

私は 思い出せないまま

 

みんなといっしょに 旅行から

帰ってきました。

 

 

むすめに たずねました。

「なんで おじいちゃんとおばあちゃん

おらへんのやろ?」

 

むすめが いいました。

「おかあさん おぼえてないの?」

 

そして むすめが

思い出させてくれました。

 

 

がけくずれがあった日

父は 岩場の山に あった

とても長く せまく まっくらな

洞窟のなかに おちました。

 

洞窟に 父がおちていく音を 聞き

私も もぐりこんで 父を探しました。

 

いつくずれても おかしくない

モグラのトンネルのような道。

 

私は 父を見つけて

なんとか 生還できました。

 

 

それなのに 父は

また 洞窟に もどろうとします。

 

私が 必死に止めると

土まみれの やさしい顔で

父は こう言いました。

 

「他にもまだ 倒れてる人が

おるかもしれんからな。」

 

 

そして そばにいた むすめの頭を

大きな手で なでながら 言いました。

 

「とくに この子をな

ほんまに 愛しとんや。」

 

 

命からがら やっと戻ってきたのに

父は そう 言い残して

 

どこまで続くか わからない

まっくらな洞窟へ 戻っていきました。

 

母も 父のあとを 追って

いっしょに 向かったんだと思います。

 

 

そのまま 父と母は

帰ってきませんでした。

 

 

私は それが あまりにつらくて

記憶から 消えていたのでした。

 

 

「やだーーーーーーーーーっ」

「やだーーーーーーーーーっ」

 

 

私は こどものように

泣きじゃくって 叫びました。

 

 

 

がけくずれがおさまり

世界は 平和になりました。

 

私の体には まだ

傷あとが 残っています。

 

 

姉は パン屋さんを始めました。

評判のパン屋さんになりました。

 

 

私が 姉のパンを 買いにいくと

母が 私と姉の前に あらわれました。

 

「天国で おかあさんもな

パン屋さん してるんやで。

けっこう 人気なんや。」

 

母は うれしそうな顔で

私たちの 頭の中に

母のパンを 見せてくれました。

 

 

とっても おいしそうで

いつか ぜったい

食べにいきたいと 思うのでした。

 

 

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私たちを たくさん 愛してくれた

だいすきな 父と母。

 

ひとりでも 命を 助けようと

最後まで生きる 父と母の姿。

 

未来でいきる こどもたちを

とっても愛する 父と母の思い。

 

 

この世界が 今 平和なのは

父と母のような人がいたから。

 

 

私だけの 父と母ではない

 

もっと大きな 私たちみんなにとっての

父と母のような存在の人。

 

その存在を かんじました。

 

 

こんなに なみだをながしても

人って 無情にも 忘れてしまう。

 

助けてもらったことも 愛も。

 

 

忘れたくなくて ここに 残します。

どうか 心から 消えませんように。

 

 

「心の悩み」シリーズはコチラ

投稿者プロフィール

シロ
青森→兵庫在住。15歳の娘のおかあさん。結婚してから摂理に出会いました。いつか主人にも御言葉伝えたいな☆

高麗人参/朝鮮人参のオススメ調理法♪~唐揚げ~

主婦のつぶやき ~家事のやる気が出ない時~

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