おとなより　こどもがずっと

たくさん持っているもの。

 

それは　素直なきもち。

 

ピュアで　まっすぐで

その素直さが　うらやましいです。

 

ある日　こんなことがありました。

 

運動会の徒競走の練習で

派手に転んだ　小学生よつば。

ひじもひざも　ひどいすり傷です。

 

練習では　いつも一番だったけど

ケガをして　二番になったそうです。

 

一番になったおともだちに

「一番になってうれしい？」と

よつばが聞きました。

 

おともだちは　こう言いました。

「一番にはなりたいけど

よつばがケガして取った一番は

うれしくないよ。

みんなが元気に走って　一番とりたい。」

 

「そのことばを聞いて　感動しちゃった。

おともだち　すごい素直だよね。」

ウルウルした目で　私に教えてくれました。

 

ズルはしたくない。

正々堂々とやりたい。

 

「自分がいちばん」よりも

「みんなが元気」で「みんなでいっしょ」が

もっとうれしい。

 

神様がつくってくれた心のまんまの

みずみずしい　素直なきもち。

 

素直なきもちに接すると

素直の種が　もらえます。

 

おとなになって　もう一度

素直の種　育ててみたいです。

 

種をくれたこどもたちに

もう一度チャンスをくれた神様に

ありがとうのきもちを込めて。

 

こどもの素直さを　だいじに育てて

おとなも　素直になれますように☆