以前このブログでも紹介させていただいた

｢お前はまだグンマを知らない｣

の、劇場版があるというので

帰省先の群馬で観てみた。

過去記事→グンマ人が解説☆｢お前はまだグンマを知らない｣

 

原作のように、群馬県独特の風土や習慣が自虐混じりのギャグで紹介されているこの映画。

｢この物語はフィクションです｣とあるけど、、

いくら群馬でもそんなんあるかい！

とツッコミたくなるような部分も多々あった。

どこまでがギャグなのか区別がつく群馬の人が楽しむならよいが

県外の人が観たらギャグかリアルかわからんではないか！

 

群馬の実態はこの映画の通りであると文字通りに解釈されてはよろしくないと勝手に思ったので、

ギャグとリアルを裂いてご紹介する。

 

①群馬のソウルフード｢焼きまんじゅう｣は、県外の人間が口にすると死に至る

千葉から転校してきた主人公は、群馬のしきたりを知らないことでクラスメイト達の逆鱗に触れてしまう。ちょっとこらしめてやろうというところで、クラスのリーダー格の生徒が提案したのがこのセリフ。

焼きを入れる代わりに

焼きまんじゅうを食わせる

…というのは映画の中だけのおはなし。

もちもちしたパンのようなおまんじゅうにみそダレがよく合って美味しいです。

死にませんから、群馬に来たらぜひ食べてってくださいね。

 

②群馬の女子高生の足のたくましさが半端ない

山から吹き下ろす強風(からっ風)に晒されながらチャリをこいで登校するから、、だそう(^-^;)確かに向かい風は自転車が進まないほどなので毎日相当な負荷ですよ。

でも群馬の女子高生だって華奢な子はいます！！電車通学の人だっているんだから。

まあ、電車通学でもたくましかった私みたいな人もいますけど。

 

③群馬の女は群馬の男にしか手に負えない

ちなみに理由は｢気が強いから｣。ツンツン系女子でごめんなさいね。

しかしこう言われてしまうとただのキツイ女になってしまいますがそうではなくて！

かかあ天下と言われるのは女性の産業(世界遺産・富岡製糸場が有名)で発展してきた地域であるためで、自立した女性が多い、というのが根本の意味であることをぜひとも知っていただきたい。

旦那を尻に敷いているわけではありません。

 

④群馬の聖典｢上毛かるた｣

群馬出身者なら誰でも知ってる、ご当地カルタのこと。最近はネットで買えるのね。

地元の子供たちはこのカルタをすることによって、群馬県の名所名産偉人等を自然と覚えられる(叩き込まれる)ようになっている。

初めのフレーズを聞いて残りが反射的に出てくるくらいにマスターしたらあなたは立派なグンマーです。

お値段を見たら、キリスト教の聖典である聖書とそう変わらない相場でした。そんなら絶対聖書買った方が良い。

(そう考えると、内容からして聖書のコスパの良さは凄いなぁ)

 

終始こんな感じで群馬県民をいじる内容が盛り込まれたコメディでしたが、

まだ群馬を知らない異邦の方々にも、群馬をもっと知ってもらいたい

そんな愛が込められているのを感じました。

 

この映画のおかげか、県の魅力度ランキング最下位だった群馬も、最近は43位くらい？に浮上したそうで。ハレルヤ。

地方創生、その方法が模索される中で

地元を愛する心とユーモアが多くの人を惹き付け盛り上げた、1つのモデルケースなのかもしれません😄

 

♪グンマ関連記事＞＞グンマ―sakuの群馬ネタ