ひさしぶりに
父と母が遊びに来てくれました。
関西から たくさんの手土産と
最小限の着替えを 手にして。
にこにこ 笑って
手を 振りながら
青森まで 来てくれたふたり。
父も母も もう
70歳を過ぎているのに
今も 一緒に働いています。
50年も 働き続けるなんて
私には 想像もできません。
数日間の 滞在だけど
青森で ゆっくりして
たくさん 楽しんでくれますように。
そっと 祈っていました。
週間天気予報では くもり。
でも 当日は
雲ひとつない 見事な青空。
父と母が 来てくれたことを
自然も 神様も みんな
喜んでいるみたいでした。
山の麓にある
とびきり 素敵なホテルで
ゆったりと 過ごしました。
お食事は 心躍るビュッフェ。
思わず テンションが上がります。
でも 父と母は 慣れておらず
少し 戸惑い気味。
(飲み物くらい
先に持ってきてあげればよかったな…)
お腹は 満たされたのに
心は ちょっぴり
しゅんと してしまいました。
翌朝も 朝食ビュッフェ。
「今日こそは!」と思って
ふたりに 声をかけました。
「飲み物 なににする?」
「コーヒーかな」
父も母も 同じ答え。
私は 子どものように急いで
コーヒーメーカーへ 向かい
ふたりの席に コーヒーを並べました。
でも 席にもどると
ふたりの お皿には
和食の朝ごはん。
…コーヒー
早すぎたみたいです。
コーヒーは
少しずつ 冷めていき
私は ひとり
どうしようかと考えていました。
自分で 飲んで
新しく 淹れ直そうか。
でも それも
なんだか 違う気がして
うつむいたまま 迷っていると
ふたりの声が 聞こえました。
「ああ
このコーヒーおいしいわぁ」
きっと 少し
ぬるくなっているのに
もっと
おいしい状態で 出せたのに
それでも 父と母は
本当に うれしそうに
飲んでくれていました。
「ほんまに? よかったぁ」
思わず そんな言葉が
こぼれました。
小学生のころ
帰りの遅い 母の代わりに
晩ごはんを
作ったことがあります。
慣れない 手つきで
料理本を 見ながら。
お肉は 固くて
味も なんだか薄くて。
うまくいかなかったけど
母は ひとこと
「おいしいわぁ」
と 言ってくれました。
忙しそうな 母の姿ばかり
思い出すけれど
あのときの 笑顔は
今でも はっきり覚えています。
私は 今も
きっと 子どものままです。
父と母を 喜ばせたくて
ひとつに 一生懸命になって
あとで ちょっと
空回りしてしまう。
それでも こんなふうに
喜んでくれるんですね。
今度は もっと
心から 喜んでもらえるように
よく見て よく考えて
やってみようと思います。
…それでも きっと
また失敗するんだろうな(笑)
こうやって
何度も 挑戦して
何度も あたたかく
受けとめてもらって
人って 少しずつ
大きくなっていくのかもしれません。
お父さん お母さん
ありがとう。
旅を計画してくれた
主人に
家族の中心でいてくれた
娘に
そして 素晴らしい
お天気や景色 食べ物で
私たちを 包んでくれた
神様に。
心から 感謝しています。
投稿者プロフィール
- 青森→兵庫在住。17歳の娘のおかあさん。結婚してから摂理に出会いました。いつか主人にも御言葉伝えたいな☆
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