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ピンチがチャンス、そしてハッピーに。

最近、保育園で小さいようで大きな変化を目の当たりにする出来事が起こっています。

 

 

 

良い方に進んでいるという事です。

 

 

 

 

【4月】

Eちゃんママ:「Eちゃんなんですが、すごく偏食なんです、、、心配です。」

 

Eちゃん:「おいしくない゛~泣、いらない泣」

 

 

 

多少の好き嫌いがある子どもには出会ったことがありますが、極度の偏食の子どもに出会うのは初めてだったので、お祈りをしてから、どのように応対したら良いのかネットで調べてみました。

 

 

 

また、食べる事が好きな私にとってはわかりづらい問題だけれども、Eちゃんのママが話されていたように、食べられないと、この先が進められないから、Eちゃんにとっては大きな問題だと思いました。

 

 

ネットで調べてみて、私の対応が間違っていた事がわかりました。

 

 

 

偏食の人は、味覚が極端なのだそうです。

味に超敏感か超鈍感かです。

 

 

 

 

いくら私がEちゃんに「おいしいよ~」と言っても、Eちゃんがそう感じるかどうかはわからないのです。

 

 

 

 

でも、同時にわかったことは、”少しでも食べる事ができたら、大、大、大袈裟に褒める”という事でした。この事は、他の職員にも共有しました。

 

 

 

Eちゃんのママに、Eちゃんの好きな食べ物(比較的食べられる物)をきいてみました。

 

 

 

白飯やパスタが好きという事だったので、給食で出た時に少しでも食べられるようにと願い、食べたら大大大袈裟に自分の事のように褒めようと決めました。

 

 

 

ある日、スープをスプーン1杯口にする事が出来ました。初めは「いらない」と言っていたのですが、どうしても「やったーー!!!!Eちゃんすごい!!!!」と言いたくて、「1回でいいから、スープどう??」とすすめてみました。

 

 

 

 

麦茶は飲む事ができるので、「スープの後、すぐに麦茶飲んで良いから、1回だけ」と言ったら、微かに口が開いたので、そこにスープを入れました。

 

 

スープが入った瞬間は拒否反応気味だったのですが、大丈夫な味だったようで「Eちゃん、やったね〜!どう??おいしかった??」ときくと、「うん」と言ってくれました。

 

 

 

 

【5月】

Eちゃんママ:「今日はご飯ですよね、食べてくれるといいんですけどね…何かあったら連絡下さい。」

Eちゃん→スープは完食、白飯は少しずつ…

 

 

 

5月は、ある日は白飯をスプーン1杯食べる事ができたり、ある日はお茶碗半分だったり。でも、着実に食べられる量が増えてきているのは確かでした。

 

 

 

とある日、自分で白飯を完食する日があったり、なんとおかわりする時もありました。

 

 

 

 

また、お昼寝の時にどんな夢を見ていたのかわからないけれども、「もっと食べたい~」と寝言を言っていました。私たち以上に、Eちゃんは食事の事を考えてるのだなと感じました。

 

 

 

 

【今月】

Eちゃんママ:「完食の写真を見せて下さってありがとうございます☆」

Eちゃん→休みがちだったけれども毎日登園し、「ママと一緒がいい~泣」と泣いていたのが無くなり、お昼寝も長い時間眠れるようになり、変化を遂げています。

 

 

なんとハレルヤな事に「今日のごはん(給食)なぁに??」ときいてくれた時があり、この日は嬉しすぎて一日中ニヤニヤしていました。

 

 

まだ口にできないものもあるけれども、保育園生活が安定する程食べられるようになり、本当によく頑張っているEちゃんです。

 

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

つるレモン
つるレモン
保育士@東京
dance/カメラ/簡単な手品/作る事/トマト/豆乳/文房具

小学生のこどもを心配する親に、学校の先生が教えてくれたこと。

よつばマンガ「小学生のウラの気持ちにせまる!SP」

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