主人のいなかの おばあちゃんは
90歳近くになるけど
元気に 一人暮らしをしています。
おうちの前に広がる畑で
今も おじさんの力を借りて
やさいの自家栽培をしています。
年の暮れには みんなを呼んで
おもちをついて 丸めて 固めて
みんなに 配ってくれます。
帰省できなかった わが家には
みんなで作ってくれたおもちを
たっぷり 届けてくれました^^
本当に おいしくて
まるで おばあちゃんちに
いるような気分になりました。
おばあちゃんちでは
よく 台所でいっしょに
お料理をしました。
おばあちゃんの味付けを
教えてもらうのが
シロの お楽しみでした。
中でも お正月のお雑煮は
おばあちゃんのこだわりの1品。
前の夜 いりこで出汁をとって
朝早くに 納屋にある
人参やゴボウを とってきて
キレイに切って コトコト煮て
みんなが 起きてきたら
てづくりの丸餅を 用意して。
おばあちゃんのぬくもりが
いっぱい つまってました。
「おばあちゃんのお雑煮 食べたいなぁ」
こどものような顔で
主人が 言いました。
主人も おもちを見て
思い出していたのかな^^
「お雑煮の具は 人参とゴボウと
かまぼこ・・・あと なんだっけ?」
私が ひとりごとを言っていると
「ネギ!」と 元気な主人の声。
作ったことはないけど
よく おぼえてる~(笑)
教えてくれて ありがとう^^
よしっ では調理スタート☆
<おばあちゃんのお雑煮レシピ>
1.いりこでダシをとります。
(なければカツオや ダシパックでも☆)
2.人参、ゴボウ、ネギ、かまぼこを細切りにします。
(ゴボウから いいダシが出るそうです^^)
3.ダシに塩、しょうゆ、みりん、酒で味付けをして
2の具を入れ コトコト煮込みます。
4.レンジでやわらかくした おもちを入れて
少し煮込んで できあがり☆
主人も よつばも
ペロリと食べてくれました^^
主人が 言いました。
「お正月の朝の いちばんの言葉は
いっつも 『おもち 何個や?』
やったなぁ~」
なつかしそうな目で
笑いながら。
あったかい やさしい
ずっと忘れられない 思い出。
ひとくち ひとくち
だいじに いただきました。
投稿者プロフィール
- 青森→兵庫在住。16歳の娘のおかあさん。結婚してから摂理に出会いました。いつか主人にも御言葉伝えたいな☆
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温かさが伝わってきておなかも減りました。笑