大学の期末テスト前。
なかなか 勉強を始めない娘に
「やることいっぱいで 大変だね」
と 声をかける。
ホントは
『ちょっと やばいんじゃない?』
とも 思っている。
「今日のテスト なんもやってない」
と言いながら
イヤホンをつけて
鏡の前で 1時間半 過ごす
年頃の娘の 背中を見て
「はぁ~ まったくもう!」
と イライラを 溜めつつ
「そういう時期だよね」
と つぶやく 私もいて
結局 何も言わないこともある。
ーーーーーーーーー
娘を 肯定する 言葉と
娘を 指摘する 言葉
どちらの言葉を 声に出すか
よく 悩む。
私は
娘の すべてを知らない。
私の 思い込みで
つい 注意してしまって
娘の気分を 害することは
これまで 何度も あった。
「言葉は 武器になる」
この 御言葉を 考えて
娘に 声を かけること
今も 学び続けている。
ーーーーーーーーー
「今から 超集中して勉強する!」
と 娘が 宣言した。
それから 数分後
必死に見ているのは スマホの画面。
LINEに
超集中しているではないか…
「このままでは いけない」
母の脳裏に
サイレンが 鳴り始める。
でも こういう時
なんて言うのが 正解か
正直 わからない。
母だけど わからない。
娘のすべてを 知っているのは
神様だけだ。
かと言って 神様に聞いて
「こう言いなさい」と
答えが もらえるわけではなく
すべて わからなくても
母だから
娘のために ひとことだけ
言ってあげたい。
ーーーーーーーーー
「今 一番大切なのは
勉強だよ」
娘に ひとこと 言った。
娘は だまっている。
『友達との時間も 自分の好きなことも
大切だよね』
ホントは そうも 思う。
けど 今は 言えない。
「最近のよつばを 見ていて
おかあさん 心配やわ」
そう 言った時
『毎日 楽しそうに過ごしていて
おかあさん うれしい』
とも 思っていた。
「もっと
がんばった方がいいよ」
と 言った時
『十分 よく
がんばっていると思う』
とも 思っていた。
娘にかけた 言葉の中に
言葉にならない 思いもある。
娘に どう聞こえたのか
私には わからないけど
そのあと 目をこすりながら
遅くまで 勉強していた。
ーーーーーーーーー
娘を 見ながら
自分のことも ふと 考える。
だれかに 叱られたり
厳しいことを 言われたとき
つい その「言葉」だけ
受け取ってしまう。
でも その言葉の中には
相手が 飲み込んだ思いが
あったのかもしれない。
もちろん 厳しい言葉が
いつも 正しいとは限らない。
相手の心を 刺すだけの
武器のような言葉もある。
けれど
相手を思うからこそ
あえて 言いにくいことを
伝える場面も ある。
あの時の あの言葉に
言葉にならなかった 思いが
あったのかもしれない。
娘にかけた 言葉をとおして
気づくことが あった。
ーーーーーーーーー
ただの 厳しい言葉か
思いのある 厳しい言葉か
受け止め方も ちがってくる。
相手の 言葉にできない思いに
耳を澄ます人と なれますように。
不器用でも 愛のある言葉を
話す母に なれますように。
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投稿者プロフィール
- 青森→兵庫在住。17歳の娘のおかあさん。結婚してから摂理に出会いました。いつか主人にも御言葉伝えたいな☆
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