主人と、娘と、私。
娘を真ん中にして、川の字になって寝ています。
娘の寝顔は、赤ちゃんの頃とおんなじ。
主人の寝顔も、きっと子供の頃とそっくりなんだろな。
ある夜、みんなぐっすり寝ている時
主人の手が必死に何かを掴もうとしました。
一生懸命、何かを探しているようでした。
そして私の手に行き着くと
ぎゅっと、手を握り締めました。
「やっとみつけた」と言っているように。
本当に、安心したというように。
幼い頃に、お母さんをなくした主人。
小さな手は、お母さんの温もりを
ずっと探していたのかもしれません。
私もね、ずっと探してたんだよ。
そして、本当の温もりに出会えたよ。
あなたもその温もりに出会えるように
神様は、私をそばに置いてくれたのかな。
あなたの大きな、小さな頃のままの手が
神様の手で、しっかりと温められますように。
そう願って、私も、主人の手を握りました。
投稿者プロフィール
- 青森→兵庫在住。16歳の娘のおかあさん。結婚してから摂理に出会いました。いつか主人にも御言葉伝えたいな☆
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