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思い出のしゃけのおにぎり

夏休みのある日

だいすきな お友だち家族が

私たちの住んでいる町に 遊びに来てくれました。

 

この町にある どんとした大きな山に

いっしょに山登りです^^

 

はるばる会いに来てくれる うれしさを込めて

山頂でいただくおにぎりを握りました。

 

今回は しゃけのおにぎり☆

 

紅鮭に すこし日本酒を加えて蒸し焼き。

冷めたら指で鮭をほぐしていきます。

 

ちいさなこどもたちもいるから

骨をしっかり除かねば!

 

でも この骨とり

いつも完璧にできません(-_-;)

 

 

娘がちいさい頃 手作りの鮭ほぐしに

骨が残っていました。

 

それを見て 主人が とても怒りました。

心が 締めつけられる思いでした。

 

「今回は ちゃんと骨をとらないと。

もし骨が入っても 私のおにぎりに入れてください。」

 

そう願って 1個1個 にぎりました。

0804-2

岩だらけの山道を 汗をいっぱい流して

登って 登って・・・・頂上に到着!

 

みんな おにぎりを手に取って

「いただきます☆」

 

私は おにぎりを食べながら

みんなを チラチラ。

 

骨 だいじょうぶかな・・・

 

そんな私の心配を 吹き飛ばすような笑顔で

みんな「おいし~^^」と言って食べてくれます。

 

そこに お友だち家族の ちいさな女の子が

私の前に トコトコやってきて もじもじ。

 

「ん? どうしたの?」

 

女の子は そっと

1本の骨を 渡してくれました。

 

がーん・・・・・・・・

今回も 完璧に取ることできなかった。

 

しかも 一番ちいさな子のおにぎりに

骨が 入ってるなんて。。

 

 

でも 女の子は にっこりと

とってもかわいい笑顔で 渡してくれました。

 

 

女の子の笑顔が あまりにやさしくて

涙が出そうになりました。

 



私の足りなさを

こんな風に ゆるしてくれて

ほんとに ほんとに ありがとう。

 

足りなくても 精一杯したことを

よろこんでくれて みんなありがとう。

 

うれしい 胸がいっぱいの 山登りでした。

 

またいつか 遊びに来てくださいね^^

 

コチラの記事もどうぞ (*^ ^*)

「思い出のてりやき-摂食障害の嫁と、父の手料理」

「ひさしぶりの手巻き寿司」

 

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投稿者プロフィール

シロ
青森→兵庫在住。16歳の娘のおかあさん。結婚してから摂理に出会いました。いつか主人にも御言葉伝えたいな☆

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