たまに 思い立って
娘と ケーキを食べに行く。
「娘へのごほうび」と言いつつ
自分が 一番 楽しんでいる。
娘も きっと それを知りつつ
大喜びで ついてきてくれる。
女子同士 楽しもうではないか。
それぞれの 好物のケーキが
目の前に やってきた。
本当に おいしそうに食べる 娘。
「やはり 娘と来て よかったなぁ・・・」
と 思っていたのも 束の間
娘の顔が どんより 曇ってきた。
「どうした?」と聞くと
「明日の歌のテスト・・嫌だぁ」
「先生が 怒ってばっかりでさぁ」
と 眉間にしわ寄せ 娘は言う。
そして 最後の一口を食べて
「はぁぁ ケーキもなくなった・・・」
と 人生終わりのような顔。
木の温もりある ステキな空間。
うっとりする 焼き菓子の香り。
目の前には だいすきなケーキ。
幸せに いっぱい 囲まれている中
浮かない顔の 娘がひとり。
母の心も つらくなった。
神様の前で 私も こうなんだ。
私のまわりの 80% いや 99%は
ものすごく 幸せなのに
たった1%の <生活の心配>が
私の顔を 曇らせてしまう。
見ている神様も どれほど
心苦しいだろうか。
ケーキ屋さんで だいじなことに
気づかせてもらった。
席を立つ時 暗い顔のまま
娘が 言った。
「ケーキが すごいエネルギーになったよ」
うれしいことがあるのに 喜べない
まだまだ 不安定な心を 持ちつつ
もがいて がんばっている。
娘も 私も。
神様は すべてを 分かって
大きな心で 見守ってくれている。
「主婦のつぶやき」シリーズは コチラ☆
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投稿者プロフィール
- 青森→兵庫在住。16歳の娘のおかあさん。結婚してから摂理に出会いました。いつか主人にも御言葉伝えたいな☆
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