日本では大学の良し悪しが偏差値で評価されているように感じるけど、

世界基準で見ると日本の大学ってどうなんだろう？

そんなことを考えていた時に、こんな記事が目に留まった。

 

北京大にも抜かれ…東大、アジア首位転落　京大も88位に後退（産経新聞，2015/10/1付け記事）

( 画像は産経West HPより )

 

Times Higher Education社の世界大学ランキングにおいて、日本が誇るトップ校、

東大、京大が著しく順位を落としたという。

 

調べてみたら、世界大学ランキングは以下の項目で審査されているらしい。

1. 査読数
2. 雇用者レビュー
3. 教員＆学生比率
4. 教員一人当たりの論文被引用件数
5. 外国人教員比率
6. 外国人学生比率

 

このように「世界に通じる人材、世界で活躍する人材」を育てる大学は評価が高いようだ。

国際性を重視しているのもあり日本の大学に不利な部分がないとは言えないが、

このご時世、やはり日本という国がもっとグローバルな視点を求められている時なのだと感じた。

 

ランクインしているのが語学の大学ばかりでないことから、

「語学ができればグローバル」かというとそういうわけでもない。

様々な価値観の中に身を置いたとき、自分と違う考えも受け入れ、尊重できる人。

他人の評価に左右されず、自分という個人の考えをしっかり持てる人。

凝り固まった固定観念がない人。

こういう人が世界に通じる人材、世界で活躍する人材といえるのではないかと思う。

 

東大、京大が順位を落としたというのも数字だけを見るとがっかりするのかもしれないが、

今の日本に求められていることを象徴した出来事であり、今後の伸びを期待されているようにも思えた。

 

 

私の母校千葉大にも、来年から「国際教養学部」が新設されるらしい。

日本発の新国際人を育成する、というのがコンセプトとなっている。

→千葉大学 ２０１６年４月１日から新学部開設

千葉は特に他県の人と接することが少ない島国半島なのだが

（それを千葉県民自身はあんまり気付いていないが）

千葉だけにとどまらず世界で活躍できる人たちが育つことを期待します(^^)

 

(´ω｀)。o０（いつか千葉大もランキングに載るといいなぁ～。）