70代後半の主人の父と 私たち3人で
同居生活をはじめて もうすぐ1年半。
お義父さんは ずっと一人暮らしで
さみしいだろうなと思って
主人は 同居することを 決めました。
私も そんな主人に 賛同して
お義父さんと暮らすことを 決心しました。
元気な孫の姿を そばで見ながら
家族みんなで にぎやかに過ごすことが
親孝行だなと 思いました。
でも 同居生活を始めて
お義父さんは あまり
楽しそうでは ありませんでした。
私たちが 何かを買うと
「そんなもん 必要ないやろ」と
ムッとした顔を していました。
私の料理が お義父さんの口に
合わないことも よくありました。
主人が 前の仕事をやめて
全然ちがう仕事を始めて
主人と 話さなくなりました。
それでも 毎日
一緒にごはんを食べ 一緒に暮らし
毎日 お互い 我慢していました。
我慢の先に 幸せがあるなら
我慢しようと 思えますが
我慢が お互いを 苦しめるのなら
すぐに やめた方がいいと思います。
我が家の我慢が やめる我慢と
はっきり 分かったのは
お義父さんの 一言でした。
「わしは あんたらと暮らして
ストレスしかない」
私は ストレスを感じても
お義父さんが ラクなら
頑張ろうと 思っていたけど
お義父さんも ストレスなら
この同居は やめるべきだと
感じました。
一番しんどかったことは お義父さんから
「ありがとう」「おつかれさま」
という言葉が なかったことです。
毎日 言ってほしいのではなく
たまに 1回でいいから
そう 声をかけてくれたらなら
どれだけ嬉しかったかと思います。
その気持ちを 勇気を出して
初めて お義父さんに 話しました。
お義父さんは 翌日
私をにらみつけて 言いました。
「やって当たり前のことに なんで
そんなもん 言わなあかんのや
わしは ありがとうなんか 言わん!」
勇気を出して 話した 私の気持ちは
お義父さんを ただ 逆上させました。
分かり合いたくて 話したけど
まったく 正反対に なりました。
そうして 主人と娘と 相談して
同居をやめることを 決めました。
お義父さんは 私に 主人に
ものすごい言葉を ぶつけたけど
その時のお義父さんは ただ
やけを起こしていたんだと思います。
本当のお義父さんは やっぱり
すばらしい お義父さんです。
私と娘のために 急な階段に
手すりを つけてくれました。
汗を流して 歯をくいしばって。
仕事から 帰ってきたら
おいしい キュウリの漬物を
作ってくれていました。
私の 誕生日でした。
古い棚を リサイクルして
お手製の下駄箱を 作ってくれました。
娘と私のくつが キレイに
並べられていました。
お義父さんに これまで
たくさん してもらいました。
いくら ひどい言葉を 浴びても
日々の ストレスは あっても
お義父さんに してもらったことは
何も変わらず 残っています。
お義父さんは 変わらず 大切な人です。
今は 今にふさわしい 愛し方がある。
◆安全のためには 人と人の間にも
距離を 置きなさい。
◆人々の話に 左右されず
神様の言葉に 左右される人になりなさい。
◆人を憎んではいけない。人が敵ではない。
敵は 人の心に忍び込む「悪」だ。
その人が 元の人になれることを 願いなさい。
(摂理 鄭 明析牧師の御言葉より)
私ひとりでは 今回のことに
打ち勝つことは 絶対 できなかった。
負の感情で 埋め尽くされて
憎しみも生まれて すごく苦しかったけど
摂理の御言葉で学んだ 1つ1つに
必死に しがみつきました。
よい心で 生きたいから。
本当に 幸せに 生きたいから。
同居をやめることが 親孝行のこともある。
お互いの平和のために。
時間をかけて お義父さんとの関係も
新しく よくなることを 願っています。
「はじめての同居生活」シリーズはコチラ☆
投稿者プロフィール
- 青森→兵庫在住。16歳の娘のおかあさん。結婚してから摂理に出会いました。いつか主人にも御言葉伝えたいな☆
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