今年は過去一番と言っていいほど、心揺さぶられる出来事が多くあった年でした。
今年の夏に、たくさんお世話になっていたお義母さんを亡くしました。
白血病でした。
お義母さんの病気が分かったのは、亡くなる約1年前のことです。
はじめは「疲れやすい」という症状で病院で検査を受け、白血病の診断を受けました。
予想もしなかった病名に、家族みんな驚きを隠せませんでした。
白血病は一昔前までは不治の病だったため、特に実の母であるおばあちゃんはひどく落胆していました。
それでも、当事者であるお義母さんは、今は色々な治療法があるからと、
一番辛いはずなのにむしろ家族を慰め、前向きに病気と向き合う決心をしていました。
キリスト教福音宣教会に通う私の夫が聖書を勧めて以来、お義母さんはキリスト教の信仰を持っており、毎日聖書を読むのが日課でした。
キリスト教福音宣教会の御言葉も聞いていました。
白血病の治療のため入退院を繰り返しながらも、配信で礼拝には欠かさず参加していたそうです。
病院では無菌室で薬による治療をしていましたが、高熱や脱毛など様々な辛い副作用がありました。
先の見えない病との闘いは、体だけではなく心も削られていくものだと思います。
それでも、お義母さんは一度も弱音を吐くことがありませんでした。
私たちの祈りをよそに病気の進行は早く、緩和ケアに移る決意をした時も、悲観することなく受け入れて最期は神様に委ねていると話してくれました。
お義母さんの信仰の力に、ただただ、自分が至れていない境地を感じるしかありませんでした。
耐え難い苦痛を受けながらも、落胆して祈りを手放すことなく最後まで感謝の祈りをし、決して神様を恨むことをしなかったのです。
その姿は、まるで旧約聖書のヨブのようでした。
神様を信じるとはいっても、自分だったら
「神様を信じる人が苦痛を受けるとき、なぜ神様はだまって見ていらっしゃるのだろう」
と考えてしまうし、
もし自分が病気で、祈り続けても死に直面するまでしたら
「なんで神様は祈りを聞いてくださらないのか、助けて下さらないのか、私を見放すのだろうか」
と自暴自棄してしまいそうです。
無念にもお義母さんの肉体は亡くなりました。しかし、
最後まで神様イエス様を愛して生きたお義母さんの人生は、
病気にも信仰で勝利した人生でした。
「神様を信じる人が苦痛を受けるとき、なぜ神様はだまって見ていらっしゃるのだろう」という疑問に対して、チョンミョンソク牧師も、御言葉の中でこのように教えてくださいました。
ー 神様が行なったことはずっとあとまで見なければならない。あとではよくなるから、その栄えることまで絶対に信じて見なければならない。
あとではヨブのようによくなる。苦難に比較できないほど永遠に受ける。
ヨブ記を読むと、<ヨブ>もウヅの地でその時代に最高に祝福を受けて、豊かに暮らしていましたが、サタンを屈服させるために神様が行なわれて、自分のすべての所有を奪われ苦労しました。しかしすべての試みに打ち勝った後は、サタンの思考をすべて滅ぼし、神様と争う者、サタンをヨブが破滅させて、サタンの世界が二度とそのような仕業を子孫たちにまでできないようにしておきました。サタンは「神様が祝福するから、ヨブが神様に仕え愛している」と主張し、神様は「ヨブが私神様を先に愛し仕えたので祝福した。物質のために私神様を愛するヨブではない」とおっしゃいましたが、神様がおっしゃったとおりにヨブが変わることなく行なって、サタンと悪を屈服させました。そしてもっと大きい祝福を受けて成功しました。
人々は苦労すると「神様の御心ではないのか?」と考えます。困難だけを見たらだめで、神様の御心を見なければなりません。
繰り返される苦難の中、裁判の無念な結果が出た後にも、チョンミョンソク牧師は感謝の御言葉を伝えられました。
感謝しなければなりません。過ぎた日に経たことは数倍にしてもっとたくさんもらいます。
希望を持ってください。各自苦痛を経て命の道に最後まで来ました。
身の引き裂かれる苦難の中でも、感謝と希望を持つよう伝えていらっしゃるのを聞き、
これは神様を真実に信じる方の言葉だ、と心から思いました。
お義母さんのおかげで、新たな視点から先生の真実さに確信を持てるようになりました。
お義母さんの生き様から、困難があっても落胆せず祈り続けることが勝利することだと学びました。難しい状況になると祈りを諦めてしまいがちだった自分を捨てて、祈りに強くなろうと決心するきっかけをくださいました。
個人のため、家庭のため、民族のため、世界のため、神様との対話である祈りが途絶えない人になりたいです。
年末にヨブの話が御言葉の中にたくさん伝えられたのを聞いて、お義母さんのことを神様が覚えて祝福してくださっているように感じました。
お義母さんの霊が必ず良い霊界で、信仰の功績と祝福を受けていると信じ祈ります。
投稿者プロフィール
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大学生の時に摂理に出会い、現在は夫と子供たち(5歳3歳)と4人暮らし。
子育てしながら縁あって地元の群馬県に転職、地元企業への技術支援の仕事をしています。
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