日本人は、食べ物のトレンドに敏感な民族です。
TVでヨーグルトが体に良いと言われれば翌日のスーパーからはヨーグルトが消え、
次の週に納豆が良いと言われれば、今度は納豆が売り切れていたりします。
最近私も、「押し麦」が異例の品切れ状態になっているのを見かけました。
(押し麦にはコレステロールの吸収を抑える働きがあるそうですね)
「○○は健康に良い!」「××を食べると健康に悪い!」
今やそういった食に関する情報が溢れすぎていて、健康志向の人であるほどかえって
「何を食べたらいいのかよく分からない!(´;ω;`)」
といった状況であるのも事実です。
食品を正しく選択するための情報なのに…うーむ。
では例えば「無農薬の有機野菜が健康に良い」といって、
有機野菜しか食べずに生きたらどうなるでしょう。
こういった意識が行き過ぎると、肉や魚を始めほとんどの食品も拒絶するようになります。
エサとなる穀物に農薬が使われているかもしれない、、
添加物が使用されているかも、、
グルテンも体に悪いと言われるから小麦粉を使った食品も無理で、
加熱するのもアクリルアミドが心配でイヤ。
ドレッシングさえ、トランス脂肪酸が心配で使えません。
結果、有機野菜を生でかじるしかなくなります。
友人とレストランに行っても食べるものがない。
「あんな不健康なものを食べて!!ありえなぁーい\(◎o◎)/」という具合で、その場にいることができません。
食を通じたコミュニケーションが難しくなり、食べる楽しみもなくなってしまいます。
健康ブームにより、自分が健康に良いと信じたものしか食べられなくなる過度な「依存」のせいで、体も心もかえって不健康になる問題が増えています。
正しい食事に対する強迫観念。
「orthorexia nervosa(オルトレキシア ネルボーザ)」
という、新型摂食障害です。
―オルトレキシアによって偏った食事を続けていると、ビタミンやミネラル不足になることもあり、
健康を目指していたはずなのに、オルトレキシアをベースに別の病気にかかってしまい、
精神的に追い込まれて生活の質も低くなってしまう。生命を危険にさらすことさえある。
(正しいと信じる食依存で陥る「オルトレキシアネルボーザ」 FOOCOM.NETより)
これさえ食べていれば健康になれる、
そんな神のようなスーパーフードは
ありません!
健康な体であるためには、体の各肢体をまんべんなく管理するために、
バランスよく食べる必要があります。
神様がすべての人を愛して太陽を照らし雨を降らすように、自分の体にもそのようにしないといけないということです☆
また食事という行為は、コミュニケーションを生み和睦を成す場としての役割もあります。
お互い良く思えない人がいたとしても、一緒に食卓を囲めば誤解も解けることがあります☆
管理を学べて愛を学べて、和睦と平和が生まれる…食事というものはすばらしい祝福ですね(^o^)☆
投稿者プロフィール
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大学生の時に摂理に出会い、現在は夫と子供たち(5歳3歳)と4人暮らし。
子育てしながら縁あって地元の群馬県に転職、地元企業への技術支援の仕事をしています。
好きなことは食べることとパッケージ裏の成分チェック。食品と、最近は化粧品も見ます☆
サイト管理人です。リクエスト等お気軽にどうぞ(^-^)
@sukusukunokumo
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