日本人はとりわけ「卵かけご飯」が大好きです。
卵かけご飯を「TKG」と呼んでレシピ本を出すような国は日本くらいでしょう。
卵はどこの国でも食べられている一般的な食材ですが、生で食べる文化のある国は珍しいようです。
卵の殻の表面には食中毒の原因となるサルモネラ菌がいて、日本では殺菌の処理を行っていますが、そもそも生で食べることを想定していない外国ではこれを行っていないところもあるそうで。
韓国に行く機会の多い摂理の人たちですが、向こうで卵を買っても、生では食べない方がよろしいかもしれません(^^;
残念ながら海外滞在中は卵かけご飯はおあずけです。
殻に菌がいるなら中身は大丈夫、と思われるかもしれませんが、そうではありません。
肉眼では見えませんが、卵の殻の表面には無数の孔(気孔)があります。
ここから、菌が内部に侵入するのです(´□`;)
卵が新鮮なうちは、白身に含まれている「リゾチーム」という酵素が、サルモネラ菌と戦ってくれます。しかし、時間が経つと酵素が力を失い、菌の繁殖が優勢になります。
リゾチームが戦う能力を持っている期間=卵が生で食べられる期間、となるのです。
こうして見ると、卵の「生き物」としての側面が見えてきます。
命をいただいていることに感謝をしないとですね~。
もくじ
*卵を安全に食べるために。やってはいけない3つのこと*
卵の性質を正しく知ると、卵を長持ちさせることができます☆
①水で洗ってはいけない
菌が表面についているからといって水洗いをしてはいけません。
かえって気孔から菌を中に入れてしまうため逆効果!
もちろん洗剤でもNGです。
②お椀や小鉢に入れて保存してはいけない
容器に菌が付着してしまうのでこれもだめ。
なか卯さんで生卵が供される時は器が二重になって出てきますが、あれは単なる殻入れだけではなく、卵を混ぜる器に菌がつかないようにするためです。
なか卯さんいつもありがとう♪
③とがった方を上にしてはいけない
卵にも「向き」があるのをご存じでしょうか?
丸い方には空洞があって、黄身が殻に接触するのを防いでいます。
とがった方を上にすると菌が入りやすくなってしまいます(´□`;)
さまざまな俗説がありますが、なぜそうなのかを学べば、
多くの情報の中から正しいもの、自分を生かすものを判別できるようになります。
真理を学ぶ理由もこれと同様ですね☆
番外編~おすすめ卵かけご飯の食べ方~
私は白身のドロッと感がちょっと苦手なので、ひと手間かけています。
→白身を先にご飯に投入して混ぜ、それから黄身を乗せて醤油をかける!
白身とご飯をよーく混ぜるのがポイント。ふわっふわになっておいしくなりますよん(๑´ㅂ`๑)♡
投稿者プロフィール
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大学生の時に摂理に出会い、現在は夫と子供たち(5歳3歳)と4人暮らし。
子育てしながら縁あって地元の群馬県に転職、地元企業への技術支援の仕事をしています。
好きなことは食べることとパッケージ裏の成分チェック。食品と、最近は化粧品も見ます☆
サイト管理人です。リクエスト等お気軽にどうぞ(^-^)
@sukusukunokumo
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